メディア授業についてのFAQ(最終更新:2020年4月20日)
目次
このFAQについて
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、現在、全国を対象に緊急事態宣言が発せられています。 土木工学科では、万が一、通学による対面授業ができない期間が継続する場合を想定して、メディア授業の実施を検討しています。 その一環として、4月上旬に土木工学科・土木工学専攻の全学生を対象に「オンラインの受講環境に関する調査」を実施しました。
このFAQ(Frequently Asked Question:よくある質問)はアンケートに寄せられたご意見・ご質問に対する現時点の考え方を取りまとめたものです。 まだまだ不十分な点がありますし、今後変更されることもあるでしょう。 しかしながら、学生の皆さんの不安を少しでも解消するため、公開するものです。
一日も早く対面授業が可能となり、このFAQが不要となることを願っています。
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メディア授業について
インターネットを利用した「メディア授業」はどのように進められるのですか
大きく分けて同時双方向型とオンデマンド型があります。 いずれも、インターネットに接続する通信環境と、動画や資料の閲覧、課題解答や質問提出に用いるPCやタブレット等の機器が必要となります。
同時双方向型
講義をインターネットでリアルタイム配信します。 学生は自宅等でPCやタブレット等でインターネットに接続し受講します。 教員と学生が、互いに映像・音声等による質疑応答や意見交換を行えるようにします。
オンデマンド型
スライド資料や講義形式の動画等を教材として用意し、視聴あるいはダウンロードできるようにします。 学生は自宅等でPCやタブレット等を用いて期限内に視聴し受講します。 課題提出や質問の受付・回答、学生間の意見交換等についても、インターネット等を通じて行います。
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どのような受講環境が必要ですか
通信環境
「メディア授業」では動画の閲覧が含まれることがあります。 このため、通信量の制限のない回線が適しています。 上限が定められている契約では,通信量が上限に達してしまう可能性がありますので、契約状況を確認してください。 可能な限り、固定回線によるインターネット接続(定額制)の環境を自宅に整備することを推奨します。
機器
PCあるいはタブレット端末の利用を推奨します。 動画や教材の視聴、課題解答などをストレスなく行うためには、ある程度の画面サイズと適切な入力デバイス(キーボードなど)が必要なためです。 土木工学科で推奨するPCのスペックはこちらに掲載されています。
スマートフォンを併用することで、CSTポータルやメールチェック、手書きレポートの写真撮影に役立つことでしょう。 教材の配信はスマートフォンにも対応していますが,視聴時間は一コマ最大90分となりますので,注意してください。
テレビあるいはモニターとスマートフォンとを接続することで、大きな画面で教材を視聴することができます。 有線接続に必要なケーブルなどは数千円程度で購入することができます。
家族がいる部屋で受講する場合などは、マイク付きイヤホンがあると良いでしょう。
ソフトウェア・アプリ
メディア授業の受講(教材の視聴、課題解答の作成、メール等)のために必要なソフトウェア・アプリは、無償でインストールすることができます。 PCの場合は、ブラウザ(ホームページを閲覧するソフト)、Microsoft Officeソフトを用いることになるでしょう。 タブレット端末では、ブラウザ、メールアプリ、Officeソフトウェアアプリのほか、教員が指定するアプリをインストールしてください。
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パソコンやタブレットの設定、ソフト・アプリの利用方法のサポートはあるのですか
動画を視聴する、メールを送受信する、ファイルを送受信するといった基本的な操作については、早い段階で身につけることができるよう、マニュアルやチュートリアルの提供を行います。 Officeソフトをはじめとする各種ソフトウェア・アプリの利用方法については、課題解答に必要な範囲でのサポートは個別質問対応等で行います。 通信機器の接続・設定やパソコン・タブレットのハードウェアに関しては、それぞれの会社にお問い合わせください。
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対面授業とメディア授業の違いについて
授業への出席はどのように確認するのですか
同時双方向型
使用している同時双方向通信サービス(Zoom, Hangouts meet等)の機能を利用して出席確認を行います。
オンデマンド型
動画の視聴ログ、課題の提出などから出席確認を行います。
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授業中の質問にはどのように対応するのですか
同時双方向型の場合
授業中に音声あるいはチャットにより質問し、教員から回答を行います。 ただし、通常の対面授業と同様、時間の関係から授業中すべての質問に答えられない場合があります。授業時間外にメール等で対応します。
オンデマンド型の場合
教員へのメールで個別に質問・回答を行ったり、掲示板でやり取りをすることができます。
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時間割どおりに受講する必要がありますか
科目毎にメディア授業の方法(同時双方向型・オンデマンド型)が異なります。 同時双方向型の科目は時間割どおりに受講する必要があります。 オンデマンド型の場合は自由な時間に視聴等ができますが、毎回の授業で課される課題提出等の締切は守ってください。
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講義の動画を複数回視聴したり、早送りで視聴することは可能ですか
同時双方向型は当然ですが早送りはできません。 オンデマンド型では、MP4という動画形式で配信されます。 配信期間中は何度でも視聴できます。視聴するソフトウェアによっては早送りも可能です。
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課題の解答はすべてワードやエクセルなどで作成する必要があるのですか
課題での指示に従ってください。 特に指定がない場合で、手書きで解答を作成した場合には、スマートフォンで撮影しPDFファイルを作成することで、インターネットで提出することができます。
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実験科目はどのように行うのですか
登校できない状況が万が一続く場合には、実験機器の操作、供試体・模型の作成、載荷等の試験、データ計測の模様を動画で視聴し、理解度確認やデータ分析は課題を通して行うことが考えられます。
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成績評価はどのように行うのですか
各科目のシラバスに成績評価の方法が載せられていますので、確認してください。
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通信や機器のトラブルで視聴や課題提出ができない場合はどうなるのですか
動画や教材は一定期間利用が可能です(同時双方向型の場合でも授業を録画したものを一定期間視聴可能とします)。トラブルを解消して視聴してください。 課題提出については、提出されたことを毎回確認するようにお願いします。提出したはずが届いていなかった、あるいは、トラブルで提出できなかった場合には、担当教員に連絡して指示を受けてください。
なお、トラブルについての報告フォームを設ける予定です。
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通信環境や機器は学校から貸与してほしい
今日では、就職活動、日頃の情報収集、そして将来必要とされるスキルを身につけるうえで、インターネット環境やパソコン・タブレット端末等の機器は必要不可欠となっています。 学生の皆さんによって、ご家庭の協力を得ながら、受講環境を整備していただきたいと考えています。 どうしても受講環境整備が困難な場合はクラス担任にご相談ください。
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その他
メディア授業で内容を理解できるか不安です.
自宅で受講する場合、講義に集中できず、学修意欲が無くなりそう.
5月11日からは対面授業を予定しています。 万が一登校ができない状況が続く場合には、健康を守りながら学修の機会を確保するためには、現時点ではメディア授業が唯一の対応策です。 授業に集中し、わからない点は積極的に質問し解決するよう、心がけてください。 教員側も皆さんの理解度が達成できるよう工夫を凝らしていきます。
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長時間にわたってパソコンを使用すると、体調を崩してしまいます.
5月11日からは対面授業を予定しています。 万が一登校ができない状況が続く場合には、健康を守りながら学修の機会を確保するためには、現時点ではメディア授業が唯一の対応策です。 パソコン等が必須となる動画視聴などの時間と、教科書や印刷した講義資料を読む・課題をノートで解くなどの時間をうまく組み合わせ、自分なりの学修リズムをつくっていきましょう。
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オンライン授業には反対です.対面授業を受けたいです.
5月11日からは対面授業を予定しています。 万が一登校ができない状況が続く場合には、健康を守りながら学修の機会を確保するためには、現時点ではメディア授業が唯一の対応策です。ご理解を賜われればと思います。
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オンライン授業は通常の授業方法と異なるため、授業料などの減額措置などは講じられますか
5月11日からは対面授業を予定しています。 万が一登校ができない状況が続く場合には、健康を守りながら学修の機会を確保するためには、現時点ではメディア授業が唯一の対応策です。 対面授業と同等の学修成果の達成度が得られるよう取り組むこととしておりますので、授業料の減免などは予定していません。ご理解を賜われればと思います。
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